ユニバーサルアナリティクスからGA4への移行で一番ネックなのが、デフォルトでランディングページレポートが無いこと。
これまで、探索レポートを使ってカスタムでレポート作成する方法や標準レポートの「ページとスクリーン」レポートのイベント名を変えて閲覧するなど、様々な方法がありますが、今回は一番ベスト!と思う方法を目にしたので、紹介します。
この方法は標準レポート内で作るので、データ保持期間の制限も受けませんし、
クライアントや他のメンバーとシェアする際に、探索レポートのようにいちいちアクセスシェアして、むこうでレポートをコピーという手間もかからず便利です。
※本記事は以下のTweetを日本語訳しただけのものです。Thanks, Krista!
This one’s for all the SEOs out there…
The Landing Page report. Universal Analytics has it, GA4 does not.
But… you can make it! I’ll show you how to make your own landing page report in GA4 in a few easy steps,
🧵— Krista Seiden (@kristaseiden) May 10, 2022
※この手順に沿ってレポートを作成すると以下のようなランディングページのレポートが作成できます。
GA4でユニバーサルアナリティクスのランディングページレポートのようなものを作成する手順
1. GA4にログインして、左のメニューバーから「レポート」->「エンゲージメント」->「ページスクリーン」をクリック。その後ページ右上の鉛筆アイコン「レポートをカスタマイズ」をクリック。
2. 「サイズ」をクリック。※英語だとDimension (ディメンション)と表示されるので、これは誤訳。
4. 下の方にスクロールをして「ランディングページ」を探して、選択。
5. 「ランディングページ」右の3つのドットをクリックし、「デフォルトに設定」を選択。「適用」をクリック
6. デフォルトのグラフはあまり有益な情報でないので、棒グラフから日毎のトレンドデータが見れる折れ線グラフへ変更します。
「棒グラフ」右の矢印をクリック
8. 「散布図」も参考にならないので、眼のアイコンをクリックし、非表示にし「保存」をクリック。「新しいレポートとして保存」をクリック。
※「現在のグラフの変更を保存」を選択すると既存のレポートが上書きされるので、注意。「新しいレポートとして保存」を選択。
9. レポート名を「ランディングページ」と入力 (※こちらはレポートの見出しに使用されますので任意の名前でok)
保存をクリック。
10. GA4のレポート画面に戻り、「レポート」-> 「ライブラリ」をクリック。表示されたページで、ライフサイクルの下の「コレクションを編集」をクリック。※これがレポート表示されるセクションになります。「ライフサイクル」がおすすめ。
11. 表示されるページにて、1) 左側を「エンゲージメント」のセクションまで、スクロール。2) 右側は一番下までスクロールし、「ランディングページ」を表示。3) 「ページとスクリーン」の直下にドラッグ & ドロップ。最後に「保存」をクリック。
12. これで完成です。GA4のホームに戻り「レポート」->「エンゲージメント」->「ランディングページ」を開くと、ランディングページのレポートが表示されます。※スクリーンショットでは実データ隠していますが、ちゃんと表示されます。
以上です!