レポートのフィルタリングをする時に便利なのが、正規表現(RegEx)。
「ユニバーサルアナリティクスでは問題なく機能していたのに、GA4で使用しようとするとエラーが出てしまう・・・。」
そんな場合、おそらく原因は正規表現のマッチタイプ。
ユニバーサルアナリティクスでは、正規表現は「部分一致」ですが、GA4では「完全一致」です。
参照: 正規表現(regex)について
ブログページ (/blog/)だけフィルターしたい場合
例えば、ブログページ (/blog/) のパフォーマンスだけフィルターをかけて見たい場合
ユニバーサルアナリティクスとGA4では、それぞれ以下のコマンドを使用します。
フィルターしたいURL郡 | ユニバーサルアナリティクス | GA4 |
/blog/ /blog/post-1/ /blog/post-2/ /blog/post-3/ /blog/post-4/ /blog/post-5/ |
/blog/ | .*/blog/.* |
※ .* は何かしらの文字の連続、一言で言うと、部分一致のような正規表現です。フィルターする文字列の前後に入れると、文字列を含む全ての値がはき出されます。
ブログページ (/blog/)と資料ページ (/resource/)をフィルターしたい場合
/blog/ 以外にも、資料・ホワイトペーパーのページ (/resource/)も含めたい場合は以下の通りとなります。
フィルターしたいURL郡 | ユニバーサルアナリティクス | GA4 |
/blog/ /blog/post-1/ /blog/post-2/ /resource/p01/ /resource/p02/ |
/blog/|/resource/ | .*/blog/.*|.*/resource/.* |
※ | は「又は」のような条件設定になります。この場合、/blog/ 又は /resource/ を含むという条件となります。
正規表現って何?という場合は、こちらのブログ(外部サイト)をご参照ください。
以上です。